BMW Z3 タンクベントバルブ交換

既に19年目に入ったマイZ3ですが、前回車検時に深刻ではないだろうと修理を見送った項目と思われるエンジン警告ランプが点いたり消えたりを最近は繰り返していました。 本件、走行中にこれと言って不具合を感じることは無かったので放置していたのですが、最近ガソリン満タン後走行時にガス臭さを感じるようになりました。 ネットでいろいろ調べてみると表題部品が壊れている可能性があり、放置していると走行中にエンジンストールを起こす可能性もあるとのことでドック入りを覚悟したのですが、どうも自分で出来そうな範疇のものだったのでDIYしてみることにしました。

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昨年車検時のテスターによる故障コードがこちら。 燃料トリムバンクは車検時に修理してもらいましたが、コード44のソレノイドバルブタンクベンチレーションを放置していました。 このタンクベンチレーションとは何なのかと言いますと、ガソリンタンク内で気化したガスをチャコールキャニスターで浄化してインテークマニホールドへ流すことによりエンジンへリターンする動作を言います。 通常はエンジン回転時におけるインテークマニホールドからの負圧で引っ張られて戻すのですが、逆流を防ぐためにソレノイドバルブによって弁をコントロールするのがタンクベントバルブです。
ガス臭さを感じていたのは、やはりベントバルブの不具合だったのでしょう(ってか故障コードで明確だし)。^^;

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んで、ネットでポチしたのがコチラ、VEMO VAICO社製のV20-77-1005(税込み7,150円)です。 BMW純正部品は取り寄せに時間がかかり、且つ13,200円と倍近くかかってしまうので互換品であるコチラで済ませます。

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作業そのものは簡単です。 エンジンのインテークマニホールド近く、黄色丸印にある部品を外して新品に交換するだけ。 通常はエアクリーナーボックスが邪魔で手が入りにくい場所なのでボックスを外すところから作業を始めるのですが、オイラのZ3はエアクリーナーをGruppeMのスーパークリーナーに換装済みなのでボックスが無いために作業がしやすいです。

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まずは本体についているバルブソレノイドを動作させるためのカプラーを外します(赤丸印を黄色丸印から外す)。

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次に、留め具にかかっている部品本体をグイグイと引っ張って外し、黄色矢印に刺さっている赤丸印のバルブ(チャコールキャニスターからくる気化ガスが通るパイプのバルブ)を外します。

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そして次に、黄色矢印に刺さっている赤丸印のバルブ(インテークマニホールドに気化ガスを送るパイプのバルブ)を外せば部品がフリーになります。

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右が外したもので左が交換する互換性新品のそれ。 外した右の部品には黄色矢印部分にBMWの刻印が見て取れます。 これがあると無いとで6,000円の値差は大きいですねぇ。^^;
後は外した逆の順番で取り付けていけば作業は終了です。

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部品交換作業が終了したらOBD2故障診断機を繋いでエラーコードの消去と再故障診断で不具合が改善できているかを確認します。 マイZ3はエンジンルーム内と運転席下部の両方にOBD2コネクターが出ているのですが、エンジンルーム内のそれは旧型の丸いタイプなので変換コネクターをつける必要があるので、そのまま刺すことができる作業性の良い運転席下部のそれに診断機をつなぎます。

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まずはエラーコードの消去。 これを行うことにより、インパネで点きっぱなし状態になっているエンジン警告灯を消すことができます。

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次に、イグニッションを一度切ってから再始動の状態にして新しくエラーコードが出ているかを確認します。

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期待通りにエラーコードは確認されませんでした。パチパチパチ!

これで全て終了、めでたしめでたしと言いたいところですが・・・。

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外した部品を念のために動作確認してみました。 安定化電源で黄色矢印コネクタ部分にテスターピンで12Vを供給してみると、端子からピンを外すときにちゃんとカチッって音がしてソレノイドが作動してるじゃないですか! なんで???
う~ん、ついさっきまで作業も無事に終了してエラーコードも確認できなかったので喜んでいたのが不安になってきちゃいました。 台風10号余波で雨が降ったりやんだりなので、今日は実走行による不具合回収の確認が出来ていません。 真の意味での最終確認は来週まで持ち越しですね。

う~ん、どうしたもんかなぁ・・・。

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この記事へのコメント

2020年09月06日 22:15
監督さんがやると簡単そうですが、私がやると液漏れとか
しそうなんで、安心料を払ってディラーにお願いしますです。
原因を掴んだはずなのに、交換したものが正常に動いたって
少し不安ですね。
ソレノイドも外した事で作動したのかも知れませんね。
2020年09月07日 08:00
監督さんは車の構造なんかも全部解ったはるので、こんな難しそうなことでも自身でするって事出来るんですネ。
ボクの性格的に言うと、ホントは自分でしたい。
でも 機械的な方面は弱い。
オーディオでもスピーカーに行くのは、アンプとかよりも悩まなくて佳いから。
なんにでも知識持ったはるって監督さんのこと、憧れてます。
監督
2020年09月07日 10:27
>りーにんさん
ソレノイドは動作の音さえしていますが、正常に動いているのかまでは分かりません。
ま、このあやふや感がDIYのだいご味でもあります。^^;
監督
2020年09月07日 10:30
>おーちゃんさん
いえいえ、私の知識は上っ面だけの細切れで、且つそのソースはネットだったりしますので脆弱そのものです。
それでも自分でやりたくなっちゃう、単純な困ったチャンでございます。^^;
ヴィーノ
2020年09月07日 20:21
もう19歳なんですね。驚きました。大きなトラブルもなく元気なのは、日頃のメンテナンスの賜物でしょうか。来年は成人式のお祝いですね!
監督
2020年09月08日 10:56
>ヴィーノさん
2017年データによる軽を除く乗用車の平均使用年数(人間でいうところの平均寿命)は12.91年だそうです。
ちなみに平均車齢(人間でいうところの平均年齢)は8.07年だそうですので、マイZ3はかなりの高齢者ということになりますね。
来年は、成人式ではなく喜寿ぐらいかもしれません。^^;
2020年09月08日 23:09
ちょうど、330iが8回目の車検から戻ってきました。
当然それなりの支払いを伴って。(^^ゞ
まあ、16年越えの15万キロオーバー、乗り続けようと思ったら仕方ないですが。
監督
2020年09月09日 11:06
>トリバンさん
ええ、仕方ないです。
かな~り、キツそうですけど…。^^;
@KID
2020年09月12日 23:45
直るといいですね!
チャコールキャニスターの不具合が多いようです。
監督
2020年09月13日 17:16
>@KIDさん
本日111Kmほど走りましたが(途中で都合4回エンジン再始動含む)エンジン警告灯は一度も点灯しなかったので作業はうまくいったみたです。
次に同じモードで点いちゃったらチャコールキャニスター交換ですかね。^^;