Pioneer S-X6 スピーカーの修理 - その1

前々記事で放りっぱなしにしてあるオーディオ機器について触れたところ、おーちゃんさんから「スピーカーエッジを鹿革に付け替えて…」というコメントをいただきました。 え~~~っ!と思ったのですが、コロナ自粛で超暇してることもあり、鹿革はさておいてもとりあえず修理してみようかなと思っちゃったりしちゃったりなんかして。^^)/

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発売当時は2台で59,600円もしたパイオニアの3ウェイスピーカーシステムS-X6。 当時としては画期的なダイレクトドライブ構造(全面駆動方式)リボン型スーパートゥイーターを採用していました。 でもね、40年弱もすれば、且つ高温多湿なロフトに20年も放っておけばボロボロになって当たりませですよね。

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六角頭の木ねじを緩めてカバーを外したらこの状態。 ウレタンエッジは既にほぼ壊滅してキャビネット内に落ち込んでいたりスピーカーコーンの上に張り付いてたり、想像以上に酷い!

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ウーファーをクリーンアップするためにキャビネットから外して、ウレタンエッジが箱内に散らばったキャビネット内部も掃除機できれいに清掃しておきます。キャビネット外装部も一生懸命フキフキして少しはまともになりました。

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右はクリーンアップ施工前、左が施工後です。 やわらかめの歯ブラシ、濡らしてきつく絞ったガーゼ布、刃先の新しいカッター、ほこりを飛ばすエアダスター等を用いて慎重に作業していきます。

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元来ガサツな性格故、ほいでもって1個目がそれなりに上手く行ったのに気をよくして気楽にやっちゃった2個目。 やっちゃいました! コーンエッジ裏側のウレタンかすをカッターでコリコリ削ぎ落してた時にパキッと!
このスピーカー、コーン部振動ユニットが普通の紙製ではなくカーボングラファイトなんです。 紙製なら破ける程度なんですが、素材が素材なんで割れちゃったんですね。 もうダメじゃん!って思いました…。

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でもね、ここまできたらもう意地ですよ。 ネットを探しまくってグラファイトシートを購入しました。 ほんのちょこっとしか使わないんですが、15cm四方のものが最小製品なんですよね。 おまけに結構な値段するじゃないですか。 これ1枚に消費税と送料込みで2,079円もかかっちゃいました。

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まずは割れてしまったところに慎重にあて紙をして型取りをします。 型に外周+3mmほどののりしろ部を設けて型紙を切り出します。

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切り出した型をグラファイトシートに当ててシートを切り出します。

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コーン振動部と合わせる部分に木工用ボンドを2~3mm幅で塗布します。 木工用ボンドは乾燥すれば透明化しますので、ここはある程度いい加減でもなんとかなります・・・と思います。^^;
(あっ、マスク姿の小池都知事・・・)(;^_^A

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切り出してボンドを塗布したシートをピンセットで挟んでコーン振動部に接着します。

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この作業中に、もう一か所のひび割れを発見しちゃいました。 踏んだり蹴ったりですわ、いやホンマ。

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爪楊枝の背側(尖ってないほう)にボンドをのせてから慎重にチョンチョンとひび割れ部にボンドを塗布しました。

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かなりいい加減ですが、最悪な状態からの修復作業をまずは終えました。
(写真撮ってませんが、外枠の黒いガスケットも剥がしてウレタンかすを削ぎ落し済みです)


次行程は崩壊したエッジの付け替えなのですが、ゾンアマでポチっとした部品がまだ届かないので作業が先に進みませ~ん。

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この記事へのコメント

ヴィーノ
2020年04月21日 21:51
すごいこと始めちゃいましたね(笑)。ウーファーの次はスコーカーとツィーター、次はアンプで、そこにブルートゥースのトランスミッターをつけて・・・ なんて底なし沼になる気がします。でもブログネタとしては最高ですね。この先どうなるのか、興味津々です。(^^♪
監督
2020年04月22日 10:12
>ヴィーノさん
月給13万円のころに月給の半分弱を投資したスピーカーなので、なんか捨てるに捨てられなかったんですよね。
底なし沼には嵌らないと思いますが、ターンテーブルが欲しくなり始めちゃいました。
(ピッチが速いのは分解して直しましたけど)
2020年04月22日 21:55
before/afterの違いを、画像で見てクリビツ。
元はこんなにも綺麗だったんすね。
あちゃ~、割れちゃいましたか。
でも、意地でも直す監督さん、素晴らしい!
壊れたら新しいものに買い替えるじゃなく、修理して
使う、いい事ですね。
監督
2020年04月23日 00:04
>りーにんさん
40年弱の年季ものですから、beforeがひどすぎるっちゅうことですよね。^^;
まだ作業半ばなので修理完成!となるかは分かりませんが、ここまできたら何が何でも終わりまで行きます!
ちゃんと鳴るかは別問題ですが…。^^;
2020年04月23日 22:50
いや~ホントにスピーカー修繕道に行かはったんですネ。
ウレタンエッジは当時最先端の技術だったのでしょう。
でも兄貴のSPもウレタンエッジがボロボロになり、哀しい末路を辿られたガございます(ココだけ源氏物語)。
手持ちしてるユニット使て、ボクもなんか作ろかしらん。
ダブルバスレフが佳いか、バックロードホーンが佳いか。
考えてるだけで強制自粛期間楽しかったりなんかしちゃったりなんかして。
監督
2020年04月24日 09:51
>おーちゃんさん
はい、おーちゃんさんの一言で火がついちゃいました。^^)
ハンドメイドスピーカーは最高に愛着わきますよね。でも、その構造ゆえにけっこう難しいのよね。
長く出られない春休み。やっちゃう?^^)/
らん太郎。
2020年04月28日 02:51
>>元来ガサツな性格故

うそだぁ~\(^o^)/

懐かしい価格帯だなぁ

昔、個別で色々買え揃えたら
キリない時代の銘品ですね

監督
2020年04月28日 18:08
>らん太郎。さん
いやいや、けっこうガサツってかいい加減なお調子者なのよ。^^;
昔のオーディオ機器って結構な値段したよね。